Sanctuary

小野瀬雅生ショウ/ Sanctuary

小野瀬雅生ショウ、東芝EMIレザボア・レコーズ(現ユニバーサルミュージックジャパン)移籍第一弾ミニ・アルバム。アートワークは「ソラミミスト」としても知られるデザイナー・イラストレーター、安齋肇氏。ジャケットのオブジェは
太陽(=O)、鷲(=M)、蛇(=S)を表現している。

TOCT-22275 2006.05.17 ¥1,500

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Track List

  1. Let the music play
  2. TORI
  3. 荒野のイカ釣り船
  4. Under the sea
  5. Sidewinder

ライナーノーツより抜粋

ノッサンの生み出すサウンドやメロディには素直にハートを共振させる何かがあるのだ。それが何なのかうまくは言えないが、きっとそれは、“エンターテイン(楽しませる)”ではなく、“ジョイ(悦び)”から発しているものなのではないだろうか。
ハード・ロック、ファンク、プログレ、アメリカン・ロック、ブリティッシュ・ポップ、フュージョン、「ルパン三世(ファースト・シリーズ)」、「天才バカボン」、シルクハットにマント(「悪魔くん」のメフィストの影響)、クレイジーケンバンド……。かつて好きだったものへの共感、今興味があるものへの実感、まだ自分でも気が付いていないこれから好きになりそうなものへの予感。そのどれもがあきらめられないまま、そのままの姿で絡み合い続けている。好きなものが好きだという、その大いなるうれしさの表明としての“ジョイ”が、聴き手の“ジョイ”と共振しあう。だから、洋楽ハード・ロックのフリークも、CKBからノッサンに興味を持った人も、あるいは『en-taxi』で健筆をふるう文筆家としての小野瀬雅生に惹かれた人も、平等に〈小野瀬雅生ショウ〉を楽しめる。そして誰もが自分でも止められないくらい、ニンマリと頬が緩んでしまうのだ。

 松永良平(リズム&ペンシル)