JAM KARET

小野瀬雅生ショウ/ジャムカレット

クレイジーケンバンド「777」の興奮に迫る
”666″(rock rock rock)の衝撃と官能!
ギター殺人者の凱旋(セカンド)!
さらに、カム・テイスト・ザ・バンド(参上)!

BSCL-30033 2,940yen

アメリカンなポップロックからプログレ、へヴィメタル、ファンク、ラテン…あらゆるロックミュージックの要素を独自のセンスでミックス。基本はロックながら、明るく美しくときに妖しく変化するコード、懐かしさをさそう大人の深い歌詞、ドラマのテーマソングを思わせる旨み凝縮のインストなどなど、CKBにも通じるオールジャンル性高い音楽が惜しみなく全開だ。
テクニックの上に一段と凄みをました小野瀬のギタープレイもますます好調!同じくCKBで活躍するキーボーディスト・高橋利光らメンバーとのかけあいもさらに充実。基本全員が顔をみあわせ「せーの!」で録ったライヴ的活きのよさの中に高度なテクニックとコダワリが“なにげに”織り込まれ、音楽を心から楽しむメンバーの心意気がビシビシと伝わる渾身の一枚!

ノッサンからのコメント

小野瀬雅生で御座います。小野瀬雅生ショウのニューアルバム「ジャム・カレット」が完成致しました。「ジャム・カレット」はインドネシア語で、ジャムが時間、カレットがゴム、合わせて「引き延ばされた時間」と云う意味です。そんな「ジャム=時間」の中を、過去・現在・未来、夢と現実、深海の底から宇宙の果てまで縦横無尽に音楽の旅をしてみました。昨年夏より開始したレコーディングはとても楽しく出来ましたし、これからもまだどんどん色々な事が出来そうな実感も御座いました。この「ジャム・カレット」からその喜びが多くの人達に伝われば良いなと願っております。宜しくお願い致します。

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Track List

  1. L.H.B.N.
  2. ジャム・カレット
  3. Sweet Dreams
  4. Hope
  5. 地球は青かった
  6. L.H.B.N.の逆襲
  7. 犬のキャンプ   ( guest: 河合わかば)
  8. スペイン風オムレツ   (guest: 伊達弦)
  9. まぼろし
  10. Hungry Guitarist Blues
  11. バチスカーフ
  12. Touch my echo  (映画「約三十の嘘」 挿入曲)

『地球は青かった。そして、ロックは…。』 Words By 安田謙一

小野瀬雅生ショウ(以下、OMS)、03年の『LITTLE High Big Now』に続くセカンド・アルバム『ジャム・カレット』には、ダイナミックでロマンティック、男臭くて女々しくて、フューチャリスティックでレトロスペクティヴで(以下、延々)…な、ロックの魅力がめいっぱい詰まったファンタスティックな一枚です。
タイトルの「ジャム・カレット」はインドネシア語で、「ジャム=時間」、「カレット=ゴム」から、伸縮自在の時間、の意味。ゆーとぴあ(芸人)がくわえたゴムの端を『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン(車)にくくりつけたらユートピア(本物)に到着、なんて妄想を呼び起こす、サイケデリックや、アシッドとはまた違った、ガムガムパンチなOMSロックの新境地。ノリ重視の録音が生んだ、源泉かけ流しの至福のグルーヴを逆上(のぼ)せるまでお楽しみください。
ユリ・ガガーリン曰く、地球は青かった。そしてOMS曰く、ロックは…。答えは、『ジャム・カレット』の丸いディスクの中に!
安田謙一(ロック漫筆)